猫の呼吸数の正常値は?
寝ている時の目安と数え方

更新日:2026-10-16

先に結論 タップで数える(呼吸数カウンター)
ここに書いた回数は、研究や海外の獣医大学の資料にある一般的な目安です。うちの子の目安は、かかりつけの獣医師に確認してください。※イラストは架空の人物です。このサイトは獣医師の監修を受けていません。

猫の呼吸数の正常値

健康な大人の猫と、症状の出ていない心臓病の猫の飼い主に、家で眠っているときの呼吸数を1分間ずつ8〜10回数えてもらった研究があります。猫ごとの平均を並べた真ん中の値はだいたい1分21回で、ほとんどの猫は平均が30回より少なかったそうです(ただし、健康な猫でも平均が30回以上の子が少しいました)。研究した人たちは、平均が30回をこえる、または30回をこえることがくり返しあれば、くわしく調べたほうがいいとしています(Ljungvall ほか(2014)猫の睡眠時呼吸数の研究)。

動物病院の資料でも、眠っているときや静かに休んでいるときの呼吸数は、犬も猫も1分15〜30回くらいが目安で、30回をこえる日が続くのはふつうではないとされています(VCA動物病院「家での呼吸数チェック」)。

40回、60回あったら?

眠っているときに40回や60回あるなら、目安の30回を大きくこえています。何回か数え直して、それでも高ければ、できるだけ早く動物病院に連絡してください。呼吸が速いうえに苦しそうなようすがあれば、急ぎのことがあります。夜なら夜間救急へ(VCA動物病院「家での呼吸数チェック」)。

ただし、起きているとき、遊んだあと、暑いとき、こわがっているとき、ゴロゴロ鳴いているときは、ふだんより速くなります(VCA動物病院「家での呼吸数チェック」、タフツ大学 HeartSmart)。そのときの数で心配しすぎず、眠ったときにもう一度数えてみてください。

元気なのに呼吸が速くて迷うときは、猫の呼吸が早いけど元気なのは大丈夫?にまとめています。

猫の呼吸数の数え方

  1. ぐっすり眠っているときを選ぶ(ゴロゴロ鳴いていないとき)
  2. 胸かお腹が、1回ふくらんでしぼんだら「1回」
  3. 30秒数えて、2倍にする(=1分あたりの回数)
  4. はじめの1週間くらいは毎日数えて、その子の「ふだん」を知っておく

猫は動きが小さくて数えにくいので、わき腹からお腹にかけての毛の動きを見ると、数えやすいことがあります。起こしてしまわないように、少しはなれた明るい場所から見てください。

呼吸数カウンターなら、タップするだけで1分あたりの回数を計算して、記録をグラフにできます。

口を開けて息をしていたら

息が苦しい猫は、口を開けてハアハアしたり、せきをしたりすることがあります(コーネル大学 猫の健康センター)。口を開けて息をしている、舌や歯ぐきが青っぽいときは、数えるより先にすぐ動物病院へ連絡してください。息が苦しい猫は、ストレスでさらに悪くなりやすいとされています(Langford Vets「Triage of the dyspnoeic cat」)。なるべくさわらず、静かに運びましょう。くわしくはすぐ病院に行く呼吸のサインにまとめています。

呼吸数を数えたほうがいい猫

心臓の病気と言われている猫や、心臓の薬・利尿薬を飲んでいる猫は、獣医さんから家で数えるように言われることがあります。始めるかどうか、何回で連絡するかは、獣医さんと決めてください(VCA動物病院「家での呼吸数チェック」)。

獣医さんから「家で酸素室を」と言われたら

呼吸の病気や心臓病で、家で酸素室を借りることもあります。借りる期間で総額がかなり変わるので、先に10社の料金・届く日・解約のルールをくらべておくと安心です。

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出典

よくある質問

猫の呼吸数は1分間に何回が正常?

眠っているときで、健康な猫はほとんどが30回より少なく、研究では真ん中の値で21回くらいでした。

猫がゴロゴロ言っているときの呼吸数は?

のどを鳴らしているときは呼吸が速くなるので、その時は数えず、眠ったときに数えてください。

猫が口を開けて息をしているのは大丈夫?

息が苦しいサインのことがあるので、すぐ動物病院に連絡してください。